現在の菜園部の前身は、平成2年に地元の小畑様のご好意で無償で借り受けることができた土地を、8名の人数でスタートした「園芸部」ですが、1年後に地主さんご都合で返還せざるを得なくなり、代替えの土地を探していたところ幸運にも、平成4年2月に所沢市で醤油等製造販売している深井醤油((株)より無償で貸与して頂けることとなったものです
名称を「園芸部」から「菜園部」に変更し、やる気満々でした
広さは約450坪、菜園部が発足した平成4年当時は、雑草が生い茂り小石等も多く荒れ果てていましたが、今は部員の努力により綺麗に整地され楽しく耕作にいそしんでいます
種をまき、芽が出た時の感動、花のつぼみを見つけた時のときめき、収穫する時の満足感は、部員のみが味わうことのできる喜びだろう
春夏秋冬いろいろな野菜を作り、四季の移ろいを肌で感じる感じることができます
冬の寒さが和らぐ春、早い時期に畑を耕し、肥料を入れ、肥料が土になじんだ頃、種まきや苗の植え付けを行います。土に触れ、太陽を浴びて自然と親しみ、身も心もリフレッシュできる最大の健康法の様です。その後は、水やり、支柱立て、ネット張り、誘引、芽欠き、害虫の駆除、追肥、除草と作業は休むことなく続きます。その合間に部員と交わされる談笑が一番の成果物かも?
成長を喜び、楽しみ、時には悩み、落ち込み、人生の縮図を見ているようです
そしていよいよ収穫、丹精込めて作った野菜の美味しさは、スーパーのものとは代えがたく、これまでの苦労を忘れさせ、充実感と満足感が溢れる瞬間です
収穫までに一番長くかかる里芋が収穫できる秋には、部員が育てたネギやニンジンなどを持ち寄り収穫祭を行います。皆で材料を剥いたり、切ったり、洗ったり、煮て芋煮の出来上がり!
早速試食、満面の笑みがこぼれます
